石垣島SUNファーム 當銘敏秀 さん |
2009年、パイン農家初「農林水産大臣賞」受賞。
- 農家の思い
- パインは捨てる所がない。果皮や芯など残渣の飼料化にもとりくむ。地元の小学校では授業に提供、パインは食育の一環にも。今後は加工も頑張りたい。
- 栽培方法
- 年間平均気温は、24度。夏は熱帯夜が続く石垣島だから、シートやハウスなしで甘いパインができあがります。水はけのよい粗い地質も合っています。
- 見分け方
- 海外産とは違い、完全に熟してから収穫するためどれも甘い。保存は冷蔵、冷暗所で。葉が下になるように置いておくと果実全体に甘みがまわる。
- 食べ方
- 葉と底を切り落とし縦に8分割。果皮と芯を取り除きそのまま。またパイ、ケーキなどスイーツ素材として。酵素が肉を柔らかくするため肉料理にも。
- 基本データ
- 熱帯アメリカ原産。沖縄は経済栽培の北限。石垣へは台湾から導入。ビタミンC、クエン酸、タンパク質分解酵素ブロメラインを含む。島での旬は6月から8月。