八重山漁協魚類養殖部会 大城徳松 さん |
ミーバイ養殖の先駆者です。
- 漁師の思い
- 穏やかで、のんびりしていて、石垣島の人のような魚です。成長に合わせた飼育と飼料の徹底管理で、脂の乗った臭みのないミーバイが育ちます。
- 漁獲方法
- 飼料は石垣島産の泡盛に漬けたマグロの血合い。地元の魚屋から出た廃棄物を使う循環型漁業です。魚にストレスを与えないよう、大切に育てます。
- 見分け方
- 2年かけて2キロまで育てます。太っているもの、特に冬のものは脂がのっていておいしい。食べ頃になってから出荷できるのが、養殖の強みです。
- 食べ方
- お刺身に、ミーバイ汁に、あらは煮つけに、皮は唐揚げ。沖縄の海のご馳走。旨みの濃い、白身が特徴。養殖技術が向上しました、臭みはまったくありません。
- 基本データ
- ヤイトハタ。琉球列島のサンゴ礁域、浅所に生息。年間を通じて漁獲。全身にある斑点が特徴。体長は50センチに達する。きめ細かな白身、食味はよい。