
八重山漁協鮪船主会 具志堅用治 さん |
石垣島最年長の漁師さん。
マグロ
3月
赤身が濃厚、
石垣島のマグロ。
島で25年間、漁師の姿を変えてきました。漁の知恵は仲間とわける。「みんな一人で漁に出るけど、コツは漁師みんなのものだ」。

- 漁師の思い
- 上京もした、カツオ漁もした「遠回りした漁師」。色々見てきたからこそ、島の漁をより良くしようと汗をかき仲間を大切にし若者育成に力を注ぎます。

- 漁獲方法
- はえなわ漁。一人で船に乗り、500本の釣り針を下ろします。獲れる魚、下ろす深さは季節によって変わります。最大深度は海洋深層水の近くまで。

- 見分け方
- 獲れたては「歯ごたえはあるが味がない」。身の色が濃くなると食べごろ。窒素ナノバブル水を使い、酸化を防ぎながら寝かす。熟すと赤みが濃くなります。

- 食べ方
- やっぱり刺身です。赤く熟した身は絶品。さらに石垣島のマグロは、調理してもうまい。「マグロの脂は美容にもいいから、女性もたくさん食べてね」。

- 基本データ
- キハダ、クロ、メバチ、ビンチョウ。季節により漁獲種は変わる。石垣のマグロは脂分が少なく、赤身の旨みが濃厚。ツナ缶などの加工業も盛ん。