石垣市かんしょ生産組合 事務局長 大城智芳 さん |
平成29年、沖縄県が石垣市をかんしょの拠点産地に認定
- 農家の思い
- もと聞屋。記者をしながら農家を始めた。キビ中心の石垣島で違うものが作りたかった。沖夢紫を育てて8年。味はそこらのブランド芋よりうまいと思う。
- 栽培方法
- 芋作りは土作り。深めに耕しよく整える。植付は春、夏、秋。6~8か月で収穫。水やり、肥料で糖度が決まる。台風に強い。課題は獣害、イノシシ対策。
- 見分け方
- 鮮度が大切、掘りたてがいい。ふくらみがあって、ずっしり重いものを選ぶ。鮮やかな紫はアントシアニン。蒸して食べる。ペーストや粉末は製菓に使う。
- 食べ方
- 蒸し芋はそのまま。雑炊にしてもおいしい。葉はちゃんぷるーに炒める、じゅーしーに炊きこむ。人気のロールケーキ、蒸し饅頭は、島の新しいおみやげ。
- 基本データ
- かんしょ、新品種。石垣市が拠点産地認定。酸性土壌で生育。収穫は4~5月、9~10月。サトウキビとの輪作で病害虫の抑制、単収の向上が期待される。