八重山漁業協同組合モズク養殖生産部会 会長 砂川政信 さん |
苗床から収穫まで徹底管理します
- 生産者の思い
- もと素潜りの漁師さんです。モズクに惚れて、養殖に着手。育種は秋から水槽で、収穫は春、海へ潜って。収量は年700トン、目標は1000トンです。
- 栽培方法
- 種付けは10月、収穫は3月から。旬は4、5月です。黒潮が流れる南の島の水温が生育に最適。澄んだ海水が太陽光をしっかり届けるからおいしく育つ。
- 見分け方
- 若い芽は、ぬめりが強い。熟すと歯ごたえがよく風味もしっかりのってきます。石垣産モズクはミネラルが豊富。口当たりなめらかで、食感のよさが特長。
- 食べ方
- 定番は三杯酢です。砂川家ではこれにトマト、玉ねぎ、ちくわのみじん切りをのせます。食堂、居酒屋で人気なのは天ぷら、熱々を天つゆでいただきます。
- 基本データ
- 種から育て、黒潮と珊瑚礁の海で養殖、一次加工までを石垣島で一貫して行う。食物繊維、ミネラルが豊富。近年はフコイダンを含むことで注目を集める。