天心丸船長・八重山漁協鮪船主会会長 田中博幸 さん |
重さ400キロ。石垣島最大のマグロを釣りあげました。
- 漁師の思い
- 元システムエンジニア、ひとりで釣りに出るのが好き。いつか黒潮の海で漁がしたい。振り出しは小笠原諸島。一生の仕事を探し、石垣島で見つけました。
- 漁獲方法
- 漁は年150日。深海のはえなわ、深なわ漁。なるべく電気ショックは与えず、モリで突く。船にあげたら氷水に漬け港へ。寝かすと赤味に深みが出ます。
- 見分け方
- 赤味が深く、濃いものがよい。石垣マグロは港まで水温・塩分濃度を管理、港からも冷蔵で全国へ。冷凍しない生マグロです。切身で10日はおいしさが続く。
- 食べ方
- まずは、赤味を刺身でどうぞ。火を通してもおいしい。島ではフライ、煮つけにもします。塩があいます。料亭、割烹、すし屋など有名飲食店で、どうぞ。
- 基本データ
- 本マグロは4~6月が旬、メバチマグロは8~2月、キハダは通年狙えます。石垣島のマグロ漁獲量は漁協全体の4割。出荷先は九州、築地、全国の市場。