八重山漁協一本釣り研究会 比嘉幸秀 さん |
第14回県漁協青壮年・女性漁業者交流大会「最優秀賞(県知事賞)」受賞。
- 漁師の思い
- 最盛期は100トン、現在年間40トン。海ぶどうの養殖もしたが一本釣りに戻った。アカマチは華のある魚です。祝いの席でたくさん食べてください。
- 漁獲方法
- 宮古島と石垣島の間、宝山曽根。水深300メートルまで針を下ろし、一本釣り。心臓を止めず、血抜きしてエラと内臓を取り、食べるまで2週間熟成させます。
- 見分け方
- マチ類は生息する水深によって名前が違います。海洋深層水域にいるのはアカマチ。アカマチより浅いのはクルキンマチやシチュウマチ、マーマチ。
- 食べ方
- 汁や煮つけが一般的です。いちばんは、刺身。海洋深層水で育つアカマチは、臭みがなくほどよい脂がのっています。見た目も美しく祝いの席の魚です。
- 基本データ
- ハマダイ。夏から秋に漁獲。成魚は、全長1メートルになる。大きな個体ほど味が良い。体は鮮やかな赤色で肉は淡い桃色、V字型をした長い尾びれが特徴です。